胃がん 症状。 胃がんの初期症状をチェック!みぞおちの痛みや口臭があると危険?

胃がんの症状・初期症状

胃がん 症状

胃とは 胃は食べ物を貯留 ちょりゅう:ためること ・消化・攪拌(かくはん:混ぜ合わせること)する機能があり、食道と十二指腸の間にあります。 容量は個人差もありますが最大約1500mlです。 食べ物は胃から適量ずつ十二指腸に送り出されます。 実際の栄養分の吸収は、その後の小腸で行われます。 胃の入り口を噴門(ふんもん:食道と胃の境界部)、出口を幽門 ゆうもん:胃と十二指腸の境界部 といいます。 図1:胃の部位とはたらき 胃がんについて 症状 胃がんは60歳代に発生のピークがありますが、その前後でもかかる可能性があります。 男性が女性よりもかかりやすい傾向があります(約2倍)。 発生する部位にもよりますが症状はない場合が大部分で、検診をきっかけに発見される場合も多いです。 胃がんは潰瘍 かいよう:胃の一部が深いところまで傷ついた状態 を伴う場合も多く、その場合はみぞおちの痛みを感じることがあります。 がんで胃の出口や内腔が狭くなると食事がとれなくなり、胸焼け、嘔気・嘔吐、体重減少、お腹が張る症状が出てきます。 また、出血をきたすこともあり、その場合は貧血、黒色便などの症状が見られます。 診断 胃がんであるという診断は内視鏡検査(胃カメラ)で直接腫瘍を観察し、そこから組織を 採取 さいしゅ ( 生検 せいけん )して顕微鏡でがんであることを確認して行われます。 胃がんと診断されると、どれくらい進行した状態であるかを示す病期診断をおこなうために、さらに詳しい検査が行われます。 この病期診断をもとにが決定されます。 検査方法 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ) X線を使って体の内部を輪切りのように描き出し、撮影する検査です。 胃がんの深さ(壁深達度)・範囲や周りの臓器への浸潤(しんじゅん)の有無を調べます。 また、肺・肝臓などの他臓器転移、リンパ節・腹膜転移がないかを確認します。 ではヨード造影剤を用いますので、腎臓病や喘息、アレルギーのある患者さんは医師に申し出てください。 は紹介元で撮影された画像をCD-ROM等の形で持参いただければ、当院での検査を省略できる場合があります。 CT検査で観察された胃がんのリンパ節転移 左 と、胃がんの肝転移 右• (バリウム検査) 胃がんの集団検診でも行われる検査ですが、腫瘍の拡がり、深さなどを詳しく調べるために、胃がんと診断された場合に改めて当院で行う場合もあります(必要のない患者さんもいます)。 腹部超音波検査 他の検査と比べて、侵襲(しんしゅう)が低い検査です。 胃がんの範囲、特に胃の周りの臓器への浸潤の有無や他臓器(肝臓など)への転移の有無、胃がん以外の病気の発見(胆のう結石など)をとあわせて行います。 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ) 大腸疾患を合併していないか調べる検査です。 紹介元で行っている場合は院での検査は省略可能です。 放射性ブドウ糖液を注射し、糖代謝が活発ながん細胞に取り込まれる分布を撮影することで全身のがん細胞を検出する検査です。 ほかの検査で転移・再発の診断が確定できない場合に行うことがあります。 その他 その他、全身麻酔下の手術を前提にした検査として血液(腫瘍マーカー)・尿検査、、を行います。 病状・進行度や併存疾患に応じてこれらの検査結果をみたうえでさらに追加検査が必要となる場合があります。 病期 ステージ 病期とはがんの進行の程度を示す言葉で、胃がんはI期、II期、III期、IV期に分類されます。 胃がん治療は、臨床病期(予想進行度)によって、大きく分けて3通り(内視鏡、手術、抗がん剤)の方法があります。 詳しくはをご覧ください。 図4:胃がんの深さの分類• T1:胃がんが粘膜、粘膜下組織にとどまっている。 T2:胃がんが筋層 しょうまく までにとどまっている。 T3:胃がんが漿膜 しょうまく 下組織までにとどまっている。 T4:胃がんがほかの内臓や組織に広がっている。 T4a:胃がんが胃の表面に露出している• T4b:胃がんが他の臓器に直接浸潤(しんじゅん)している 表1:胃がんの臨床病期(ステージ)分類.

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胃がんの初期症状・がんの進行 [胃がん] All About

胃がん 症状

胃がん患者の症状と治療方法 他覚症状の局所所見として、 上腹部に腫瘤を触れると軽度の圧痛があります。 腹水や幽門狭窄により胃の拡張を認め、末期には所属リンパ節・肝臓・大門などへの転移も認められます。 胃がん患者の症状 初期症状 ・食欲不振、悪心・嘔吐、腹部膨満、下痢、下血 等の消化器症状がある 早期胃癌症状 ・無症状のこともある 噴門癌症状 ・嚥下困難や嚥下痛が起こる 幽門部癌症状 ・嘔吐や上腹部膨満感を訴えることが多い ・全身症状は、全身倦怠感、脱力感、疲労感などがある がんの浸潤や転移により、神経が侵されるようになると激しい痛みが出現します。 がんの進行とともに症状は増強 し、心窩部痛・食物の通過障害・体重減少・貧血等がみられます。 胃がんの治療方法 胃がんの治療は、手術治療を含む切除が基本となり、このうち 早期がん症例に対しては内視鏡的治療や内視鏡的粘膜切除術 EMR が積極的に行われ、最近では切開・剥離法 ESD が急速に普及しています。 内視鏡的粘膜切除術 EMR とは、内視鏡下に癌巣部粘膜を隆起させて切除する方法です。 胃がん患者に看護師が注意すべき症状 胃がんの初期は、無症状のことが多く気持ちの整理がつかないまま手術目的での入院となることがあるため看護師は、 患者自身の入院や手術に対する不安の軽減とともに、家族の精神的動揺の援助を行う必要があります。 そして、看護師は患者の訴えている内容を傾聴することや患者家族の現在状況の十分な理解と必要に応じた医師との面談を通して、患者の不安軽減の協力を求めましょう。 貧血や栄養状態の低下に注意する 手術前に行われる各種検査などによる疲労や全身状態の悪化により、患者が貧血や栄養状態の低下をきたすおそれがあります。 そのため、 栄養状態の改善とともに検査に対する説明を行い、最善の状態で手術に臨めるよう援助することが必要です。 具体的には、• 患者が自身の疾患について医師からどのような説明を受けたか• 患者自身の疾患の説明をどのように受け止めているか• 胃がんを告知されているか 等、患者の表情や言動から理解度・不安の内容を把握することが必要です。 そして、患者の理解度や不安要素等を踏まえた上で、 検査の目的・方法・安全性を説明し患者の協力を得ながら実施します。 手術後の2次的合併症に注意する 手術後の場合、胃液の分泌が始まり腸蠕動が確認されると、経口摂取が可能となります。 食事が開始されると、胃切除による消化機能低下や胃内停滞時間の短縮から、ダンピング症候群などの2次的合併症の危険性があります。 そのため、看護師は患者に対して 効果的な食事指導を行い、合併症の早期発見に努めることが大切です。 食事指導の内容は、• 回数を増やして少量をゆっくり摂取する• 坐位で摂取する• 良質のたんぱく質・高エネルギー食とする• 水分摂取をこまめに行う 等のことが大切です。 食事中の飲水は、ダンピング症候群を起こしやすいため適量にしましょう。 胃切除後のダンピング症候群に注意する 胃切除術後によく発症する合併症として、ダンピング症候群が挙げられます。 胃切除後は、食物の貯留能が減少し高張な食物が急速に腸管に入るため、循環血漿量の不均衡や急速な腸の伸展によって消化管のホルモンが分泌されます。 その影響で早期ダンピング症候群は食後30分以内、後期ダンピング症候群の場合は、食後2~3時間後に発症する可能性があるため 食後は注意してこまめに観察することが必要です。 社会的・精神的苦痛に注意する 手術適応外の患者には、長期にわたる治療や身体的苦痛から予後に対する不安や社会的・精神的苦痛が多くなる場合があります。 そのため、看護師は 患者との人間関係の形成や心身の安静を図ること、家族の不安に対する適切な援助等を行います。 その他、看護師は患者自身や患者家族の、• 患者の疾患に対する理解度• 疾患・検査に対する不安• 退院後の生活に対する不安• 社会復帰に対する不安 等を把握する必要があります。 患者の退院後の環境を整える 患者が退院して日常生活に戻る上で、 周囲の人たちの理解と協力は必要不可欠です。 そのため、患者が不安を軽減してから退院できるように話し合いの場を設け、少しでも周囲の環境が整えてから退院できるよう援助していきます。 胃がん患者の看護計画 胃がんは、遺伝子異常と今までの生活習慣に起因するとも考えられており、看護師は 患者が退院後の生活に自信が持てるように指導する必要があります。 胃がん進行と共に現れる消化器症状関連の栄養摂取消費バランス異常 看護目標 消化器症状が改善し栄養状態が向上する OP 観察項目 ・バイタルサイン ・悪心・嘔吐、胸やけ、通過障害の有無と程度 ・心窩部痛の有無と程度、持続時間、食事との関係 ・腹部膨満感の有無と程度 ・便秘、下痢、下血の有無、程度 ・食欲の有無、食事摂取量 ・体重減少の有無 ・腹水の有無 ・貧血・全身倦怠感の有無 ・検査データの把握 TP ケア項目 ・症状出現による苦痛の緩和 ・各種検査への援助 ・食事内容の調整、貧血や栄養状態を整える ・輸液・輸血の管理 EP 教育・指導項目 ・食欲増進への指導 消化の良い高エネルギー食の必要性の説明。 術前の場合は、手術に向けて栄養状態を改善・体力をつける必要性を説明して食事摂取を促す。 食事摂取方法の理解、ダンピング症候群を引き起こす可能性 看護目標 食事摂取方法を理解しスムーズに摂取できる ダンピング症候群を引き起こさない OP 観察項目 ・術後の食事摂取に関する理解と状況 1. 食事量、食事内容、回数、飲水量 2. 食べる速度、咀嚼状況、体位 3. 食後の安静状況 ・悪心・嘔吐 ・ダンピング症状出現の有無 1. 早期ダンピング症状:腹痛、下痢、発汗、動悸、顔面紅潮など 2. 後期ダンピング症状:低血糖症状 頭痛、冷汗、めまい、脱力感、手指の振戦など TP ケア項目 ・術後の処置や検査値に対する援助 ・食事に関する援助 落ち着いて諸記事ができるような環境を整備する 患者の嗜好に合わせて食事を提供する 配膳に配慮し楽しく食事ができるように雰囲気づくりを心掛ける ・ADLの自立の援助 EP 教育・指導項目 ・食事指導 1. 回数を増やして少量ずつゆっくり摂取する 2. 坐位で摂取する 3. 良質の高たんぱく質・高エネルギー食とする 4. 水分を摂取する 手術や疾患、予後に関連した不安 看護目標 疾患に対する不安や恐怖心が軽減する。 退院後の生活に自信がもてる。 OP 観察項目 ・患者の不安 1. 疾患や手術に対する受け止め方 2. 術後の回復過程に対する受け止め方 3. 術後の食事に対する受け止め方 ・患者の言動 TP ケア項目 ・不安の軽減 1. 患者の訴えを聞く、会話の機会をもつ ・家族との密接な連携体制 EP 教育・指導項目 ・医師より疾患や予後について説明 ・退院指導 1. 日常生活に関する指導 ・定期健診の勧め 4. 胃がん患者の看護の注意点 術後は、禁飲食から分食など術前とは異なる食事摂取方法をとることになり、悪心・嘔吐、便秘、下痢などを起こすことがあります。 低栄養状態から貧血状態などが創部の縫合不全の危険因子となるため、 栄養状態に注意する必要があります。 早期ダンピング症候群では食事指導に注意する 胃切除後は、食物の貯留能が減少し高張な食物が急速に腸管に入るため、循環血漿量の不均衡や急速な腸の伸展によって消化管のホルモンが分泌されます。 食後30分以内に早期ダンピング症候群が起こる可能性があるため、食事指導で 食事環境や内容・回数・食後の安静状況等に注意する必要があります。 後期ダンピング症候群では低血糖症状の有無に注意する 後期ダンピング症候群は、血糖の多い食物が急速に小腸に入るために高血糖になり、これに反応して太陽のインスリンが分泌されて低血糖に陥ります。 食後2~3時間後に低血糖が起こるため、低血糖症状の有無を観察し症状が出現した場合は 医師の指示の下、角砂糖などの摂取を勧める必要があります。 まとめ 参考文献は以下の通りです。 関連記事• SCU(Stroke Care Uni)をご存知でしょうか。 脳卒中ケアユニット・脳卒中センターと... 脳外科でよくみられる疾患の1つである脳出血。 脳血管障害は難しいとよく言われますがポイントをしっか... 脳神経外科に勤めていれば必ず出会うと言っても過言ではない疾患であるくも膜下出血。 くも膜下出血は、... 脳梗塞とは、様々な要因により脳の血管が狭窄や閉塞を起こすことで必要な栄養や酸素が運ばれなくなって... 慢性硬膜下血腫は脳神経外科においてはメジャーな疾患です。 特に、壮年期から老年期の男性に多くみられ... 神経内科では決して珍しくない病気の脊髄小脳変性症。 この疾患を題材にしたテレビドラマや脊髄小脳変性...

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「この症状って、胃がんなんでしょうか?」

胃がん 症状

胃がんの症状として、胃痛や腹部の数々の違和感がありますが、その他に注意したい症状があります。 黒色便と貧血です。 胃がんが発生し進行すると、がんから出血が始まるようになります。 その結果、便に血が混ざるようになり血液中のヘモグロビンが酸化することで黒色の便に変わります。 この黒色便はタール便(炭のように黒い便)とも呼ばれます。 タール便は、胃がん以外にも胃潰瘍や十二指腸潰瘍 でも 見られますが、胃がんの症状としても現れるため注意が必要です。 なお、便に血液が混ざる症状として血便(見た目が赤い)がありますが、その場合は大腸がんや大腸炎のような大腸の病気の疑いがあります。 その他、切れ痔を代表とした痔によっても便に血が付着しますが、その場合、便の特徴は表面上に血液が付着しているような状態です。 大腸がん 大腸炎 や痔でみられる血便は、いずれもタール便とは異なります。 また、胃の内部で出血が続くことから貧血が進行することもあります。 胃がんの進行具合によっては急速に貧血が進み、顔色が悪くなったり、ふらついたり、場合によっては血圧低下に至ることもあります。 以上のように、がんにより胃の内部で出血が続き、やがてタール便や貧血が見られるようになる段階になると、がんが進行している場合が多いです。 見過ごされがちな胃がんの症状 胃がんの症状の中には、ただの体調不良だと思って見過ごされがちな症状もあります。 たと えば、吐き気やゲップなどの症状です。 疲れているときや 軽い 体調不良のときに起きやすい吐き気やゲップですが、実は胃がんの初期症状のひとつでもあります。 日常生活の中でよく起こりがちな症状なだけに、あまり気に留めず、放置されてしまうということが少なくありませんが、そのような症状が続く 場合は注意が必要なこともあります。 また、胃がんの症状として、倦怠(けんたい)感やふらつき、息切れなどの症状がみられることもあります。 これは、がんから出血が起 こ ることにより貧血になってしまうことが原因です。 ただ、このような症状があっても、疲れや寝不足だからなどと考えてしまうことも多いでしょう。 もし、胃の慢性的な痛みや何らかの不快な症状が続いており、それに加えて倦怠感やふらつき、息切れなどの症状がみられる場合は、胃がんの可能性も視野に入れましょう。 また、初期症状があまりみられないために、早期発見が難しい胃がんもあります。 スキルス胃がんと呼ばれるもので、胃がん全体の10%ほどを占めるものです。 胃の粘膜表面でがんが進行していく通常の胃がんと違って、スキルス胃がんは胃の粘膜層の下で広がっていくという特徴があります。 そのため、初期段階では無症状ということも少なくありません。 胃がんは早期発見すれば根治が可能な病気です。 胃がん検診(バリウム、胃カメラ、ABC検診)などを積極的に利用し早期発見、早期治療を心がけましょう。

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