偽 痛風 レントゲン。 偽痛風の治療法は?

No.188 「偽痛風について」

偽 痛風 レントゲン

偽痛風とは、発作の症状が痛風の発作に似ていることから付けられた病名です。 痛風は尿酸結晶による関節炎ですが、尿酸以外の結晶誘発による関節炎を総称して偽痛風と言います。 主に ピロリン酸カルシウムの結晶が原因となることが多いようです。 偽痛風の発作は何の前兆もなく、かなり突然に関節または関節周囲が赤く腫れ、関節をあまり動かせないほどの 急性炎症を起こします。 化膿性関節炎でも同じような症状を起こしますので注意が必要です。 その点痛風は痛みが強くなる前に、何かモヤモヤとした前兆のようなものがあり、発作前兆時に内服すると抑えることとも可能な場合があります。 放置しておくと徐々に痛みはすすんで激しくなります。 発作の好発部位は、痛風が 足の親指の付け根の関節に多いのに対して、偽痛風では全身の いろいろな関節または関節周囲に起ります。 肩、肘、手首、指関節、股関節、膝、足関節、足指関節などで、とくに珍しいのは首の関節にも起こり、急に首が回らなくなることが起きるようです。 ただ発作は、同時に多発しないでどこか1箇所の関節に限定して起こることがほとんどです。 従ってリウマチのように少しずつ、いろいろな関節に続けて出てくることはないようです。 しかもあまり頻繁に繰り返さないので、2年か3年たって忘れたころに、別の関節に出てくることも多いようです。 偽痛風の発作の期間は、個人と関節炎の程度により大変異なると思いますが、治療が早ければ2,3日で楽になる場合から、1週間ぐらいで落ち着く場合が多いと思います。 従って痛みが出て2,3日我慢をしておさまったので、病院に行かないで自然に軽快している場合もかなりあるのではないかと思われます。 痛風は 男性に比較的多く発症しますが、偽痛風は やや女性に多く発症します。 痛風は遺伝とか、アルコール、食事が大変影響しますが、偽痛風はあまり血液検査などでも異常が出ないことが多く、従って特別に生活習慣に気をつけたり、予防する方法はないようです。 ただ幸いなことにあまり重篤になったり、頻繁に繰り返さないので、炎症が治まればほとんど無症状となり安心です。 偽痛風の検査診断としては、 レントゲン検査で関節軟骨の石灰化が見られたり、 関節穿刺液でピロリン酸の結晶の存在を確認すれば診断はほぼ確実です。 症状が化膿性関節炎や痛風や他のリウマチなどの関節炎と似ているために、 血液検査で尿酸やリウマチの無いことや 関節穿刺液の培養や結晶の有無を鑑別のために調べます。 偽痛風の治療は、関節穿刺で排液し、化膿性炎症でないことを確認できれば ステロイドの関節注射をし、 冷湿布と局所の安静をして、 鎮痛消炎剤の内服治療をします。 関節炎による関節の痛みが起きたら、我慢をせずに、早めに病院に行き診察治療してもらいましょう。

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膝の激痛「偽痛風」とは?症状や段階別の治療法を解説|ひざ痛チャンネル

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膝が痛いのは痛風かも!?痛風発作の症状の特徴と痛みが起こる場所 ある日突然、「膝が痛い」と感じるようになったら、皆さんはどのような原因を思い浮かべるでしょうか? 日頃から高カロリーの食事や飲酒、生活習慣の乱れ、尿酸値が高いなどの心当たりがある場合には、その痛みは 痛風かもしれません。 今回は、 膝の痛みの原因となる痛風発作と、その他の疾患の特徴についてまとめます。 痛風の痛みが起こる場所 痛風といえば「足が痛くなる病気」というイメージがありますが、実際、初期の痛風発作は「足の親指の付け根が痛い」という症状が7割と大半です。 その他の発生箇所としては、、アキレス腱、 膝などが多く、膝より下で起こるケースが90%以上を占めます。 稀に、などの上肢の関節に起こる場合もありますが、頻度は高くありません。 痛風発作の特徴 膝が痛い状態になった場合、その原因には様々な疾患が考えられます。 原因が痛風かどうかを見極めるために、まずは 痛風の特徴について把握しておきましょう。 90%が男性で、20代後半から40代の働き盛りが多い• (血液中の尿酸濃度)が高い状態が続くことで発症する• 痛風発作が起こる場所は足の親指の付け根が最も多く、膝から下の関節が90%以上を占める• 突然激しい痛みが生じ、1〜2日程でピークを迎え、その後徐々に治まっていく• 発作が始まるのは、深夜から明け方が最も多い• 1度に複数の場所が痛むことは少ない 以上が主な痛風の主な特徴です。 その他、肥満や、アルコールに強い人が多いというのも痛風患者の特徴です。 上記の項目に当てはまる場合には、痛風を疑ってみる必要があります。 偽痛風とは 痛風に似た症状で、膝が痛い原因となる関節炎として「」という疾患があります。 特に、膝の痛みを訴えるケースが多く、 半数以上が膝に出ます。 その他、手首、足首などの関節にも現れますが、偽痛風は足の親指の付け根にはあまり現れません。 複数の場所が同時に痛むこともあります。 偽痛風は、関節の軟骨にピロリン酸カルシウムが付着することが原因とされ、60才以上の男女両方にみられます。 特に女性は、閉経後に女性ホルモンが少なくなると痛風にかかる可能性も高まるため、痛風か偽痛風かの自己診断は困難です。 痛風と間違いやすい病気 偽痛風の他にも、痛風と間違いやすい病気はいくつかあります。 関節リウマチ 女性に多い自己免疫疾患です。 「複数の関節が同時に痛む」「下肢より上肢に出やすい」「徐々に痛むことが多い」など、痛風と異なる特徴も多いのですが、下肢の関節が突然痛み始めることもあるため、痛風発作と間違われることがあります。 変形性関節症 関節が変形して炎症を起こす病気です。 加齢で膝が痛い場合、その多くが変形性関節症です。 しかし、以前に痛風を経験したことのある人などは、痛風発作の再発と間違えることがあります。 神経痛 神経痛は、特定の末梢神経が突発的に痛む症状です。 針で刺されたような激しい痛みがありますが、痛風のように何日も続くことはありません。 発症場所が関節周辺の時に、痛風と間違われることがあります。 自己診断せずに病院へ 「膝が痛い」という症状を持つ病気は様々なものがあり、 痛風もその中に含まれます。 中には、痛風とよく似た症状の病気の場合も場合もあります。 症状が痛風の特徴に当てはまらないからといって、痛風ではないと決めつけるのも、反対にいくつか痛風の特徴が当てはまるからといって痛風と決めつけることも危険です。 痛風発作の直後は一時的に尿酸値が下がることがあり、医者でも診断に迷う事例があります。 症状や問診、などでもはっきりと診断がつかないこともあります。 そのような場合には、患部の関節液を採取して調べるとかなりの確率で診断がつきます。 誤った自己診断によって痛風発作を抑えられなくなったり、痛みが増すようなことになると大変です。 膝に激しい痛みを感じた場合には、速やかに病院を受診して、適切な治療を受けるようにしましょう。

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痛風と偽痛風について~共通点と違い~

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症状 偽痛風の症状は、突然発症する関節の痛みです。 痛み以外には、関節の腫れや赤みなどが現れます。 比較されることの多いでは、前兆症状として患部の違和感やむずむずした感じを訴える患者さんが多いですが、偽痛風ではこうした前兆症状はなく突然発症することが多いです。 強い痛みは2~3日続き、1~2週間で症状はおさまります。 偽痛風の痛みの発作は、膝関節を中心に身体の中でも大きい関節に生じることがあります。 首の関節にも生じることがあり、首が回らなくなることもあります。 発作の頻度はそれほど多くなく、数年に一回といったこともまれではありません。 ピロリン酸カルシウム結晶の沈着と関連して、変形性の関節症を発症することもあります。 治療 偽痛風の治療は、発作時の炎症に対する治療が中心になります。 痛みに対しては鎮痛剤を使用します。 関節における炎症が強い場合には、関節液を穿刺排液して、炎症を抑えることを目的としたステロイド剤の関節内注入を行うこともあります。 全身性の炎症反応が強い場合や、一つの関節ではなく複数の関節が同時に炎症を発症した時にはステロイド薬を全身投与することもあります。 また、大多数が高齢者で、を合併していることから、スクワットなど膝まわりの筋肉を鍛える運動療法が大切になります。 偽痛風では、膝などの大関節にピロリン酸カルシウム結晶が沈着することになります。 その結果、痛みの発作がない場合でも関節の変形をきたすことがあります。 このような場合には、ピロリン酸カルシウム結晶を摘出するために関節内の洗浄を行うことがあります。 変形が進んで日常生活にも障害が現れるようになった場合には、人工膝関節置換術が行われることもあります。

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